オンライン署名を立ち上げると、資金を集めることもできますか?
Change.orgでオンライン署名を立ち上げても、発信者の方で収益を得ることはできません。資金集めを目的とした「クラウドファンディング・プラットフォーム」と誤解されることが多々ありますが、Change.orgはあくまでも署名を集めるプラットフォームです。Change.orgはたくさんの人の声を集め、これまで知られていなかった社会の課題を「見える化」「社会問題化」するのに優れたツールですが、日本版サイトには、発信者が賛同者から寄付を集めるクラウドファンディング機能は提供していません。
世の中をこう変えたい、と訴えて多くの人に課題を知ってもらい、意思決定者にまとめた意見を提出する「アドボカシー」は、なかなか収入を得ることの難しいアクションです。署名簿を提出する際の印刷代や交通費、打ち合わせや会議の経費、イベント運営費用など、署名活動にかかる経費を自費負担しながら、自分の時間を削って無償で行動している人も多い現状があります。
もしオンライン署名を発信された方が活動資金を募りたい場合には、あわせてクラウドファンディングのサイトをご利用いただく等の方法がございます。賛同いただいた方に一斉に送信することができる「進捗投稿」機能を使って、クラウドファンディング・サイトのURLをご案内することも有効な手段です。この記事では、「ポケットマネーで行う活動」から「オンラインで賛同者から寄付・募金を集めて行う活動」にステップアップするコツをお伝えします。
*署名をしたあとに提案される「プロモーション機能」を使った支援は、Change.orgを訪れたユーザーに「他にもこのようなオンライン署名が盛り上がっています」とご案内するシステムのために使われます。署名発信者への募金ではありませんので、ご注意ください。「プロモーション機能」を使った支援については以下の記事をご覧ください。
お知らせ投稿で寄付・募金を呼びかける
活動への寄付のオンラインでの呼びかけ方は、(Change.orgが認証済みの)外部のクラウドファンディングサイトを併せて使用するという方法があります。
Change.orgの「署名ページのお知らせ・最新状況」を投稿する機能を使って、クラウドファンディングのURLを伝えることができます。署名ページの下部分から「お知らせを投稿する」という機能を使うと、新しい情報がサイトに表示される他に、これまで賛同した人たちに一斉に通知メールが送信されます。1万人の賛同があれば、その賛同者にお知らせを投稿するたびに連絡をとることができます。
参考記事:キャンペーンガイド「キャンペーンの進捗を使いたおす!」
Change.orgeで認証している外部ファンディングサイトの例
Change.org上では、認証済みの資金調達サイトによって作成された資金の呼びかけリンク(クラウドファンド、ファンドレイジング、寄付など)のみを許可します。認証済みの資金調達サイトとしての基準には、該当サイトの運営会社が利用規約やポリシーにて次の要件を満たす必要があります。
- 署名で求める内容・目標に向けて、誰でも出資できるようにすること
- 署名で求める内容・目標に向けて、誰でも支援できるようにすること
- 支援・寄付する人の個人データおよび支払い情報のプライバシーとセキュリティを保護すること
- 関連する法律および規制を遵守すること
Change.orgにて認証済みの資金調達プラットフォームの例として、下記サイトがよく使用されています。
・For Good(https://rescuex.jp/ )
・READYFOR(https://readyfor.jp/ )
・CAMPFIRE(https://camp-fire.jp/ )
・GoFundMe(https://www.gofundme.com/ )
なお、以下を含む情報を署名ページの本文に投稿することは、コミュニティガイドラインによって許可されません。
– 銀行口座情報(IBAN、PayPalアドレス、Venmoアドレスなど、その他の送金用番号)
その他、Change.orgを使用するにあたって、規則をまとめたコミュニティガイドラインと利用規約を確認いただくようお願いします。
その他質問や不明点がある際には、help@change.orgまでお問い合わせください。